●キャンセル料はありますか?
ご連絡を頂いた場合のキャンセル料はございませんが、当日ご不在の場合に限り交通費を頂戴いたします。
●支払いの方法を教えてください
当日現金またはPayPayにてお支払いをお願いいたします。法人様の場合は、請求書到着後に指定口座への振込もご選択出来ます。振込手数料はお客様のご負担となります。
●消費税、出張費はかかりますか?
免税事業者のため、消費税抜きの金額表示で、消費税は頂いておりません。
調律の出張費は無料です。詳しくは、出張エリアのページをご覧ください。
●定休日はいつですか?
不定休です。土日、祝日も営業しております。
●調律の時に、どういう作業をしているのですか?
調律:弦の張り具合を変えて、音の狂いを直す作業
整調:タッチといわれる弾き心地を整える作業
整音:音色を硬くしたり柔らかくしたり、均一にしたりする作業
作業現場では、状況に応じてこの3つの作業を主にしています。また、内部の掃除や点検、時には修理をすることもあります。
●調律の頻度は?どれ位でやるものなのでしょうか?
ピアノが美しい音を奏でるには、少なくても半年~1年に1回の調律が必要です。
弦楽器や管楽器は、演奏前に必ずチューニングを行いますが、本来はピアノも同じです。
コンサートやレコーディングでは、調律師が終了まで立会いをしていることも多くあります。
●調律時間はどの位かかりますか?
状態によりますが、2時間程度です。
●調律はなぜ必要?
ピアノは、常に大きな張力がかかっているため、弾かなくてもその張力により音が狂います。弦一本あたりの平均張力は約80kgで、一台あたりには約230本の弦が張られていますので、計算すると・・・約16トン~20トン!これは大型トラック1台分です。常にピアノから大型トラックがぶら下がっていると想像してみて下さい。何もしなくても狂ってきそうですよね。
また、ピアノのパーツは、木やフェルトが多く使用されています。ピアノに最も大敵なのは、激しい温度変化や多湿・過乾燥。島国である日本では、特に湿気によるトラブルが頻繁に起こります。調律の時には88鍵全ての音を出しますので、こういったトラブルを初期段階で発見することが出来ます。いわば、ピアノの健康診断ですね。
●アップライトとグランドの違いは何ですか?
アップライトピアノはいわゆる縦型のピアノで、グランドピアノは横型のピアノです。
グランドピアノの省スペース化から作られたものがアップライトピアノです。グランドピアノの方が連打が効きやすく、音色の変化が豊かなので表現力が勝る等が主な特徴です。
●ピアノの置き場所はどこが良い?
家の中で、なるべく温度・湿度の変化の少ない場所が適しています。
キッチンの近くや、直射日光の当たる場所、エアコンの風が直撃する所や床暖房が入っている所を避けて設置して下さい。
●長い間、調律をしていないのですが、また使えますか?
長い期間、調律をしていなかったピアノは珍しくありません。10年ぶり、20年ぶりに調律をする場合、半音近く音が下がっていたり、出ない音があったりとトラブルは付きものですが、状態をみて必要なメンテナンスをご案内いたします。
お子様、お孫様のレッスン開始とともに、「長年眠っていたあのピアノをこれからまた使いたい!」とお考えのお客様は、まずはご相談ください。古いピアノには、いいものが沢山あります!
●ピアノのレッスンを始めたいのですが、ピアノがありません
良いお値段のするピアノ、買うには少し勇気がいりますよね。新品、中古品を購入するのも一つですし、弾かなくなってしばらく放置されているピアノがご実家やご親戚、ご近所などにあれば、譲って頂くのもお勧めです。
●出ない音があるのですが・・・
ピアノの内部(アクション)が湿気の影響を受けたことが原因の場合もあれば、反対に乾燥し過ぎが原因のこともあります。また、鍵盤の隙間に何かが挟まって出ないこともあり、発音不良の原因は様々です。故障したままご使用を続けると、更に故障を招くこともありますので、早めの対応が必要です。
●音が止まらない
止音不良の原因で多いのは、止音パーツであるダンパーの動きが湿気の影響を受けていることですが、フェルトの劣化などでも起こります。
●弦が切れてしまった
中音域、高音域はご訪問の際に、張弦(弦を張る)をすることが出来ます。低音域は、特殊な弦を使用していますので、弦をご用意するのに一週間程度のお時間が必要です。
●子供の鍵盤蓋の開け閉めが危ない
後付けのセーフティグッズがありますので、調律師にご相談ください。
●電子ピアノとアコースティックピアノ、何が違うの?
アコースティックのピアノは、鍵盤を押すことによってハンマーが動き、ハンマーが弦を叩いて音を出します。弦の振動は響板を伝って、豊かな響きとなり、微妙な弾き方の違いで多彩な音色の変化が得られます。
一方、電子ピアノは、鍵盤を押すことでセンサーが感知し、スピーカーから電子音を出しています。フルコンの音色を再現したりグランドピアノタッチ仕様だったりと、機能性は日々向上しておりますが、表現力、弾き心地はアコースティックに軍配があがります。
●電子ピアノのメリットデメリットは何ですか
調律の必要は無く、安価で持ち運びしやすい、音量の調整が出来る、というメリットがあります。
最近の電子ピアノのタッチはアコースティックに近づいていますが、音色や強弱の微妙な変化は出しづらく表現力に欠けます。また、電気製品ですので対応年数も短いというデメリットがあります。